390冊超の英語絵本の紹介。英語学習者、絵本好きの方におすすめです。

楽しいABC

楽しいABC

THE ABC BUNNY

The Abc Bunny (Fesler-Lampert Minnesota Heritage Book Series)

THE ABC BUNNY  ワンダ・ガアグ文と絵 

主なキャラクター
ウサギ

Appleで始まりZeroで締めくくるウサギの物語。
ウサギを主人公に物語仕立てで楽しむアルファベット絵本です。
A for Apple, big and red
B for Bunny snug a-bed
大きなリンゴがポトッと落ちて驚いたウサギが走り出します。ウサギの国からよその国へ迷い込み、Frog(カエル)Insects(昆虫)Jay(カケス)Kitten(子ネコ) Lizard(トカゲ)など森の動物たちと出会いを重ねながら無事に元の巣穴に戻ります。物語はZ for Zero - close the book!でおしまい。

出版されたのは1933年。作者のワンダ・ガアグが甥っ子のために作った絵本です。黒地に緑と赤がくっきりと映える表紙がモダンで印象的。本文の絵はモノクロで、細かな陰影で動物や自然を丹念に表現しています。妹のフラビアが曲をつけた「ABC SONG」が譜面付きで掲載されています。

Dr.Seuss's ABC

Dr. Seuss's ABC Book & CD (Book and CD)

Dr.Seuss's ABC  Dr.Seuss 作

ドクター・スースのABCは楽しくって手ごわいぞ。
あのドクター・スースですから、へんてこキャラクターがおかしな格好をして楽しい英語学習の手助けをしてくれます。
初心者向けのABCだからなんて手加減はしません。例えばMでは
Many mumbling mice
are making
midnight music
in the moonlight...
mighty nice
音読するとモゴモゴ唇が震え出しそうです。

ともかく BIG A little a から Big Z little z までドクター・スースと一緒によく学びよく遊びましょう。

Curious George Learns the Alphabet

Curious George Learns the Alphabet (Curious George - Level 1)

ひとまねこざるのABC H.A.レイ作  山下明生訳 岩波書店

主なキャラクター
ジョージ イエローハット氏

ジョージと一緒にアルファベットを覚えよう。
本に興味を持ったジョージのために、イエローハット氏はアルファベットを教えることに。
大きく開いたALLIGATOR(ワニ)の口がA。apple(リンゴ)の切り口がa。動物の体の一部がアルファベットに早変わりするイラストが楽しい!

George knew alligators and apples. You could eat apples. Alligators could eat you if you didn’t watch out.
綴りにaがある単語を使った文章を読めば自然に語彙力もアップしていきそう。

おつかいを頼まれたジョージは習いたてのアルファベットを使ってちょっと悪戯。言葉はジョージの好奇心にますます火をつけ、知恵もつけたようです。

ぴっくあっぷ名シーン迷場面
The man took a big pad and began to draw. George was curious. “This is an A,” the man said. “The A is the first letter of the alphabet.”
AからZへ、単語から文へ、そして本へ。Aから世界が広がっていきます。

Gyo Fujikawa's A to Z Picture Book

Gyo Fujikawa's a to Z Picture Book

Gyo Fujikawa's A to Z Picture Book ギョウ・フジカワ

AからZまで子どもと動物がいっぱい。
まんまるお顔にまんまるおめめ。ギョウさんのおさな児は肌の色や髪の色が違ってもみな等しく愛らしい。AからZまでの言葉を集めた本書はすみからすみまで子どもと動物がいっぱい。個性をきらきらさせながらアルファベットの世界を案内してくれます。
1文字につきモノクロとカラーページを配し、めりはりの効いた構成が奥行きを感じさせます。モノクロはいわば単語集。短い詩を添えたカラーのイラストは夢と遊び心あふれるメルヘンの趣です。
「N is for numbers!」では55人の見事な10段ピラミッド。Pのクジャク(pigeon)の繊細な美しさときたら...。きれい、かわいいだけではありません。Halloweenには不気味な魔女が登場。恐ろしげなmonstersはセンダックのかいじゅう顔負けです。「D for dreams」では般若の面が目をむき出して迫ります。それにしても総勢何人の子どもたちが登場することやら。

On Market Street

On Market Street 25th Anniversary Edition

On Market Street Arnold Lobel 文  Anita Lobel 絵

華麗で奇抜なイラストでAからZ。
イラストを見て目を見張りました。Aはapples、Bはbooks、Cはclocksと単語がアルファベット順に紹介されていますが、そこに描かれた挿絵が顔と手以外は全身リンゴ人間、本人間、時計人間といった趣向なのです。一種のコスプレのような遊び心が目を楽しませてくれます。
タイトルは『On Market Street』。男の子がマーケット通りで買い物をするという筋書きで、買った品物を華麗なイラストで描いた独自性が見どころでしょう。doughnuts(ドーナツ)eggs(卵)flowers(花)gloves(手袋)hats(帽子)と続いてXmas trees(クリスマスツリー)yarns(毛糸)zippers(ファスナー)に至る26のイラストはため息と時に笑いを誘います。

イラストレーターのアニタ・ローベルは『Frog and Toad』シリーズでおなじみのアーノルド・ローベルの妻。文章は夫が担当する夫婦共作の美しい絵本です。TのtoysではFrogとToadもお目見え。1982年のコルデコット賞オナー賞を受賞しています。

IAN PENNEY'S ABC

Ian Penney's ABC

IAN PENNEY'S ABC イアン・ペニー文・絵

やさしいアルファベット絵本、ドングリのおまけ付き。
作者のイアン・ペニーは絵本を多く手がけるイギリス在住のイラストレーターです。1ページに1文字と英単語を配したオーソドックスな構成で、初めて英語に接するお子さんにもおすすめのアルファベット絵本です。多彩な場面に動物やおもちゃが登場するイラストを見ながら英語への興味も生まれてきそうです。

「Bb for book」は干し草の荷台で本を読む少年、「Ff for frog」はくりくり目のカエル、「Kk for kettle」ではパジャマ姿の王さまが台所でお茶を飲むイラストです。どの絵にもどこかにドングリが隠されていて、それを捜すのもちょっとしたお楽しみです。

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Chicka Chicka Boom Boom

Chicka Chicka Boom Boom

Chicka Chicka Boom Boom ビル・マーチンJr/ジョン・アーチャンボール文 
ロイス・エイラト

軽快リズムでアルファベット26文字が動き出す。
Chicka Chicka Boom Boomのリズムに乗ってカラフルなアルファベット26文字が元気はつらつ。
ヤシの木のてっぺんめざしてabcが登っていきます。defgが後を追います。hもiも、小文字たちがどんどん続いています。とうとうxyzまで全員集合!するはずだったけど、みんなの重さでヤシの木が傾いて全員落下。山のように重なりあった26文字。abcが助けを求めています。dは膝をすりむき、gは息も絶え絶え、jとkは泣き出しそう。
みんなが去った後にはヤシの木とお月さまが残りました。Chicka Chicka Boom Boom!現れたのは...。

文章が軽快なリズムを刻んで楽しさいっぱい。Chicka Chicka Boom Boomと口ずさめば自然に体が動き出しますよ。

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The LETTERS are LOST

The Letters Are Lost: A Picture Book about the Alphabet

The LETTERS are LOST  Lisa Campbell Ernst 作

行方不明のアルファベットを捜そう。
箱の中にきちんと納まっていたアルファベットの積み木が1つもありません。Aから順に捜してみましょう。
A flew high in an Airplane.
B tumbled into the Bath.
C joined a family of Cows.
動物やおもちゃと一緒だったり食べ物にまぎれていたり、いろんな場所でみっけ!

行方不明の積み木をABC順に見つけるアイデアが楽しめます。素朴でかわいいイラストのアルファベット絵本です。

A GARDENER'S ALPHABET

A Gardener's Alphabet

A GARDENER'S ALPHABET メアリー・アゼアリアン 作

庭仕事のよろこびAからZ。
園芸家のアルファベットと銘打つだけあって、ARBOR(あずまや)BULBS(球根)COMPOST(堆肥)と変わり種のABCが並びます。
色鮮やかな版画で描かれる庭仕事にいそしむ人々。犬や猫がお伴します。チョウやテントウ虫もやってきます。地中のミミズやモグラも、芝生の置物だって庭の仲間です。雪の降りしきる剪定作業(PRUNE)や雑草取り(WEED)、収穫前の野菜を失敬する動物たち(NIBBLE)など苦労話もさりげなく盛り込んでいます。Jに登場するのは枯山水のJAPANESE GARDEN。白い小さな花の冠で遊ぶ少女(QUEEN ANNE'S LACE)の可憐な表情。アルファベットを締めくくるのは特大サイズのズッキーニ(ZUCCHINI)です。

メアリー・アゼアリアンは幼少時より植物に親しみ、長じてはバージニア州の古い農家に住み、馬や牛や羊を飼い花や野菜を育てメイプルシロップを作る暮らしを実践しています。そんな生活から生まれた本書を眺めていると、花々や野菜と人が交わす楽しいおしゃべりが聞こえてきそうです。

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Eating the Alphabet:Fruits and Vegetables from A to Z

Eating the Alphabet: Fruits and Vegetables from a to Z (Voyager Books)

野菜とくだもののアルファベット図鑑  ロイス・エイラト 作 木原悦子訳 あすなろ書房

畑直送フレッシュなアルファベットはいかが?
果物と野菜がAからZまでずらり勢ぞろい。AではAPRICOT(アプリコット)・ARTICHOKE(アーティチョーク)・AVOCADO(アボカド)・APPLE(リンゴ)・ASPARAGUS(アスパラガス)の5つがラインナップ。最後はZのZUCCHINE(ズッキーニ)で締めくくり。Pは最多の12種類が登場します。PEACH(モモ)・PINEAPPLE(パイナップル)・POTATO(ジャガイモ)・PUMPKIN(カボチャ)など私たちにもおなじみの顔ぶれから、POMEGRANATE(ザクロ)・PARSNIP(サトウニンジン)など珍しいものまで多彩です。

リストアップされているのは全75種類。巧みに濃淡をつけて描かれた果物や野菜はみずみずしくおいしそう。巻末には原産地などを記した用語集が掲載されています。

CLEO'S ALPHABET BOOK

Cleo's Alphabet Book (Cleo the Cat)

CLEO'S ALPHABET BOOK Stella Blackstone文 Caroline Mockford絵

ネコのCleoといっしょに楽しくABC。
AからZまで、アルファベットで始まる26のことばがわかるかな。
ネコのCleoと楽しくことばあそびしましょう。

まずはAから。
A is crunchy, crisp and red.
シャキシャキ、サクサクしていてAで始まる赤いものといえば...。
Cleoがじっと見つめる赤くて丸い食べ物は、APPLE!

続いてB。
B floats on the waves.
波にプカプカ浮かぶBで始まるものは...。
CleoがのっているのはBOAT!

Mはどうでしょう。
M is Cleo's favourite drink.
にゃんこが大好きな飲み物といえば、もちろんMILK!

ことばの数が少ないQは
Q keeps Cleo warm and snug.
日本のタマはこたつで丸くなり、CleoはQUILTに包まれてぬくぬくあったか。

イラストと短文で紹介されたことばをGUESS WHAT(当ててみて)。絵本の中に「答え」は書かれていませんがイラストから想像はつきますよ。

ぴっくあっぷ名シーン迷場面
I is round and made of ice.
Iで始まる、丸くて氷でできているドームのようなおうちは?
これはちょっと難しいですね。答えは「IGLOO」。イヌイットの住まいです。

APE IN A CAPE

APE IN A CAPE Fritz Eichenberg 文と絵

動物といっしょにライムにのせてAからZ。
軽快なライムにのってAからZの動物ショータイムのはじまり!トップバッターはマント姿の<Ape in a cape>。ハープをひれでかき鳴らすのは<Carp with a harp>。箱から顔を出すのは<Fox in a box>。ヤギ(goat)はボート(boat)でゆらゆら。ミトン(mitten)の子猫(kitten)はそろりそろり。ブタ(pig)はウィッグ(wig)をつけて堂々と。クジラ(whale)のパワーが風(gale)を巻き起こす。

1953年にコルデコット賞オナー賞を受賞したアルファベットの絵本です。サブタイトルに「an alphabet of odd animals」とあるように、おなじみの動物たちが趣向を凝らして登場します。簡潔なライムは心地よいリズムを刻み、ダイナミックでユーモラスなイラストは笑顔を誘います。

the alphabet tree

The Alphabet Tree (Dragonfly Books)

あいうえおのき―ちからをあわせたもじたちのはなし レオ・レオニ 文と絵 
谷川俊太郎訳  好学社

アルファベットから生まれる大きなちから。
たくさんの葉っぱが繁る1本の木。アルファベットの木と呼ばれています。かつて、たくさんの文字がその葉っぱの上で穏やかに暮らしていました。ところが暴風がそんな生活を吹き飛ばしてしまいます。文字たちは風を恐れて葉蔭に隠れるようになりました。そこへやってきたのが1匹の虫(word-bug)。ワードバグは文字たちに団結して「ことば」を作ることを教えます。文字(letter)が集まってことば(word)になれば、強い風が吹いても飛ばされる心配はありません。アルファベットの木に次々とことばが生まれていきます。そんなある日、1匹のアオムシが訪れました。ばらばらに散らばることばを見て、団結して「文」を作ることを提案します。文になれば何かを伝えられる。たいせつな、何かを。

文字がことばになって、ことばが集まって文になって、たいせつなメッセージをだれかに伝える。
1つの文字から生まれる大きなパワーのうねりを感じます。

ぴっくあっぷ名シーン迷場面
Some made short and easy words like dog and cat, others learned to make more difficult ones; twig, leaf, and even earth.
ワードバグからおそわって、文字たちは葉っぱの上でことばを作っていきます。

a:6844 t:3 y:1

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