390冊超の英語絵本の紹介。英語学習者、絵本好きの方におすすめです。

マザーグース

マザーグース

Wee Sing Mother Goose

Wee Sing Mother Goose

Wee Sing Mother Goose 
Pamela Conn Beall著 Susan Hagen Nipp著  Nancy Klein 絵

71曲の歌とチャンツを楽しむCD本。
全71曲のマザーグースの歌が小冊子とCDに収められています。日本人にも親しまれている「Mary had a Little Lamb」ほか「Pease Porridge Hot」「Pat-a-Cake」「Old King Cole」「Hey,Diddle,Diddle」「Hickory, Dickory,Dare」など代表的な歌が勢ぞろい。
歌い継がれたメロディーとJ.W.Elliot作曲の作品以外はWee Singの創始者であるPamela BeallとSusan Nipの2人が曲を作っています。

小冊子には全曲の歌詞と譜面が可愛いイラスト付きで掲載されています。子どもたちの歌声は愛らしく聞きやすいです。歌に加えてリズミカルに歌詞を読むチャンツが収録されているのもうれしい点です。英語学習者にとってはリスニングや音読の練習に役立ちます。
リンク

THE REAL MOTHER GOOSE

The Real Mother Goose: Includes a Read-and-Listen CD (Read & Listen CD Storybooks)

The Real Mother Goose Blanche Fisher Wright 著

CD付き、美しい挿絵のライムが316編。
Blanche Fisher Wrightのクラシックな挿絵にうっとり。読んで見て聞いて楽しめるマザーグースのCD本です。
1916年に発表された『THE REAL MOTHER GOOSE』の復刻版で、収録のライムは316編。そのうち53編が朗読または歌でCDに入っています。

Mother Goose

Mother Goose

Mother Goose Gyo Fujikawa 著

世界中の子どもたちが愛らしく、はつらつと。
ギョウ・フジカワ(1908年~1998年)は日本人を両親に持つ日系アメリカ人の絵本作家です。生涯に50冊を超える作品を残しています。
まんまる顔に丸い目の赤ちゃんやおさな児の愛らしいこと!本書に登場する子どもたちは肌の色や髪の色もさまざま。The Mulberry Bushではみんなで手をつないで木の周りをぐるぐる。着物姿の少女やインディアンの男の子もお目見えします。動物たちも走り回って元気いっぱい。The Old Woman in a shoeの靴の家の立派なこと!あらあら、お尻をペシペシされて大泣きしてます。
どの絵を見ても対象に注ぐ温かなまなざしを感じます。
リンク

  • カナダのLeif Pengさんのブログ
    ギョウ・フジカワが1950年代の女性イラストレーターとして紹介されています。珍しいギョウさんのお顔のスケッチも。

THE ARNOLD LOBEL BOOK OF MOTHER GOOSE

The Arnold Lobel Book of Mother Goose: A Treasury of More Than 300 Classic Nursery Rhymes (Treasured Gifts for the Holidays)

THE ARNOLD LOBEL BOOK OF MOTHER GOOSE  アーノルド・ローベル 著

ローベルの挿絵で306編を堪能。
アーノルド・ローベルのイラストで306編のライムが勢ぞろい。ローベルファンにもマザーグース愛好者にも大満足の1冊です。
あのHumpty Dumptyが塀の上からコロコロ落ちる様子をコマ割りでユーモラスに。「The first day of Christmas」は贈り物がどんどん増えて、あらまあ大変。24匹のネズミ船員がかわいい「I saw a ship a-sailing」。葉っぱならぬニシンがこんもりの木が目を釘付けにする「The man in the wilderness」。フィナーレを飾るのはおなじみの「Hey diddle, diddle」です。ネコとウシとイヌと皿とスプーンが繰り広げる星空のショーは幻想的な美しさです。

ローベルの想像力と創造力がマザーグースの世界を堪能させてくれます。見ているだけで幸せな気分になりました。

Richard Scarry's Best MOTHER GOOSE Ever

Best Mother Goose Ever! (Giant Little Golden Book)

Richard Scarry's Best MOTHER GOOSE Ever リチャード・スキャリー

お洒落でカワイイ動物たちが勢ぞろい。
クラシックな衣装を着こなしたリチャード・スキャリーの動物たちのカワイイこと!
ウサギが輪になって「Ring a ring o' roses」。楽しげな声が聞こえてきそうです。「London Bridge is falling down」ではネコがアーチを作って遊んでいます。ピンクのドレスのメウシが月を跳び越え、ネコが軽やかにバイオリンを弾き、イヌの水兵さんが楽しげに笑ってる「Hey diddle, diddle」。お皿とスプーンは手に手を取って逃げ出すところです。「Jack Sprat could eat no fat」の丸々太ったネコの奥さんは見事な食べっぷり。

掲載されているライムは全50編。見開きでゆったり大きく描かれた絵は可愛さも迫力も満点です。輪郭線のタッチや色の重ね具合も鮮明で、筆づかいのぬくもりが伝わってきます。大いに目を楽しませてくれるのが動物たちのファッションです。なかでも個性的な帽子がお洒落のアクセントになって愛らしさを引き立てています。

Tomie dePalola's MOTHER GOOSE

Tomie dePaola's Mother Goose

Tomie dePalola's MOTHER GOOSE トミー・デ・パオラ著

ほのぼのやさしいマザーグース
表紙を飾るのはOld Mother Goose(マザーグースのおばあさん)とガチョウです。ガチョウに乗って空を飛ぶOld Mother Gooseはマザーグース全体ののシンボル的な存在で、ブランシュ・フィッシャー・ライト絵の『THE REAL MOTHER GOOSE』やギョウ・フジカワの『Mother Goose』でも表紙イラストになっています。アーノルド・ローベル版では1つ目のライムとして取り上げています。

このおばあさんとガチョウのペアがそのまま巻頭のライムに続いています。
Old Mother Goose,
When she wanted to wander,
Would ride through the air
On a very fine gander
これが第1節。最後の第15節で、マザーグースのおばあさんはガチョウに乗って月へ飛んでいきます。そして飛んで、飛んで、最終ページの子守唄に再び登場します。子ども部屋の窓の外に輝く満月を背景に、おばあさんとガチョウの影がくっきり。作者の遊び心に思わずくすり。余談ですが、トミー・デ・パオラのホームページに作者の写真が載っていて、それがこのおばあさんにソックリです。

「Jack and Jill」は唄のストーリーが操り人形で上演され、それを子どもたちが見ているという趣向が興味をそそります。有名なハンプティ・ダンプティは塀の上でにこやかに座っています。ナンセンス唄の代表といえば「Hey diddle, diddle」。ウシが月を飛び越え、それを見てイヌは笑い、お月さまはビックリ。お皿とスプーンはすたこら逃げて、ネコはすまし顔でバイオリンを弾いています。トミー・デ・パオラにかかるとシュールな世界がごく自然に感じられます。

トミー・デ・パオラの絵はポツンと点のように描いた目が特徴的で、ほのぼのと愛らしい印象を与えます。収録の唄は全199編。どのライムのイラストも奇をてらうことなく、作者のやさしく温かなまなざしが伝わってきます。
リンク

Brian Wildsmith MOTHER GOOSE

Nursery Rhymes: Mother Goose

Brian Wildsmith MOTHER GOOSE ブライアン・ワイルドスミス

繊細な色彩のハーモニーを楽しむ86編。
マザーグースのスターHumpty Dumptyが表紙と巻頭でお出迎え。チェックとストライプのファッションが粋でお洒落です。ブライアン・ワイルドスミスといえば濃淡の色を重ねた独自の色使いで知られます。白地をバックにした挿絵は繊細にして大胆な色彩のハーモニーを奏でているようです。

収録されているライムは全86編。見開きページの左右それぞれに唄を1編ずつ配する構成で、
その組み合わせが興をそそります。
ナンセンス唄で有名な「Hey diddle, diddle」で楽しげにバイオリンを弾く猫。片や「A cat came fiddling out of a barn」ではバグパイプを下げた猫のバイオリン弾きが登場します。
「Mary had a little lamb」の白い羊と「Baa, baa, black sheep」の黒い羊。
おやつを食べている女の子と男の子が並ぶ「Little Miss Muffet」と「Little Jack Horner」。
靴の中で大勢の子どもと暮らすおばあさん「There was an old woman who lived in a shoe」と
対するは、1人の男と7人の妻たちの「As I was going to St.Ives」。妻たちは7つの袋を抱え、その中には7匹の猫とそれぞれに7匹の子猫が。
堂々とした体躯の男性が登場する「Doctor Foster went to Gloster」と「There was a crooked man」。Doctor Fosterは前を向き、一方のCrooked manは後ろ向きと、対比させた構図が個性的です。

マザー・グース 愛される唄70選

マザー・グース 愛される唄70選 (講談社バイリンガル・ブックス)

マザー・グース 愛される唄70選 谷川俊太郎訳 渡辺茂解説 講談社

谷川訳と解説で気軽に楽しむマザー・グース
右ページに英語の原文、左に谷川俊太郎さんによる日本語訳が掲載されています。それぞれのライムに添えられている英語学者・渡辺茂さんの解説がマザーグースのみならず英語文化への理解を深めてくれます。マザーグース独特のあどけなさや不気味さに挿画の雰囲気がぴったりです。
「Some like it hot」が映画『お熱いのがお好き』に、「When the wind blows」がレイモンド・ブリッグズの『風が吹くとき』に引用されたり、ハンプティ・ダンプティの一節がパロディーになっている等の話は興味をそそられます。

全体をテーマ別6章に分け「あそばせうた Baby Games」「こもりうた Lullabies 」「さいしょのおきにいり First Favourites」「ちっちゃなうた Little Songs」「たべものうた Food Songs」「あんなひと こんなひと People」の構成となっています。気軽なマザーグース入門書としておすすめの1冊です。

草思社から発行されている『マザー・グースのうた』(第1集~5集)では谷川俊太郎さんの訳と堀内誠一さんの美しいイラストが楽しめます。

マザーグースとあそぶ本

マザーグースとあそぶ本

マザーグースとあそぶ本 百々佑利子監修 ラボ教育センター編集

歌って遊んで英語に親しもう。
64のライムとその遊び方をイラスト付きで紹介。付属のCDにはすべてのライムが歌または朗読で収録されています。
「This little pig went to market」はThis little pig~と口ずさみながら足の小指から順番につまんで最後にくすぐる遊び。足の裏をコチョコチョすればおチビちゃんはキャッキャと大喜び。「Pease porridge hot」は手合わせ歌です。2人で向かい合い歌いながら互いの手を合わせて遊びます。
歌を歌いながら体を動かし、手をつなぎ、跳んだり跳ねたりぐるぐる回ったり。家族や友だちで自然に英語に親しむひとときが楽しめます。

よもう うたおう!マザーグース

よもう うたおう! マザーグース

よもう うたおう!マザーグース 鷲津名都江著 講談社

読んで歌ってマザーグース12カ月。
1月から12月まで76のライムを月ごとに取り上げています。おなじみTwinkle,Twinkle,Little Starは1月、雌牛が月を跳び越えるHey Diddle, Diddleは3月、指あそびのIncy Wincy Spiderは7月、12月にはWe Wish You a Merry Christmas.
原文と日本語訳、そして多くは楽譜付きなので読んで歌って楽しめます。マザーグースに関するコラムや絵入りの遊び方指南も工夫されています。
著者の鷲津名都江さんは目白大学外国語学部の教授でマザーグースの研究者として多くの著作を発表しています。教育に携わる以前は小鳩くるみの名で歌手として活躍されました。本書と同名のCDでは歌も披露しています。
a:9222 t:3 y:1

powered by Quick Homepage Maker 4.21
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional